「にじぞうJOY」について覚え書き 
                     
                      今回の新しい作品「にじぞうJOY」は、 
        前回と比べて、ぐっと 
        アンビエントなテイストに仕上がりました。 
                      と書いてみて、、、ん? 
        アンビエント【英】anbient ・・・ 
        具体的に言葉にするとどんな意味だっけ? 
                      というわけで、コラムの執筆中ではありますが 
        ちょっとググってみます。 
                      ・・・なるほど! 
        僕のイメージと確かに重なっているけれど、 
        実にいろんな定義を与えられたコトバですね。 
        (ちょっと面白かったので、よかったら各自で 
         見てみて下さいね。http://www.google.com/) 
                       
                      では、拙いですが僕の言葉で続けます。 
                      前回のにじぞうは 
        「 頭 で理解するより、感覚 で感じて貰えるような映像」、 
        今回のにじぞうJOYは 
        「 心 で感じて貰えるような映像」を強く意識しました。 
                      以前、NHKのドキュメント番組で、 
        仏師(仏さまを彫る人)の話を見たのですが、 
        その中にピッタリの表現がありました。 
                      「あなたにとって理想の仏像とは?」と言う質問に、 
        仏師は 
        「祈る人、その人その人にとって感情が入り易い仏像」 
        と答えていました。 
                      にじぞうJOYも、例えるなら 
        そんなことを考えながら、作りました。 
        誰かの心と、ハラカミさんの美しい音楽と、映像、、 
        それらが反射して、共鳴することを願いつつ。 
                       
                      映像の尺は、約10分。 
                      のんびりとした気持ちで、画面をぼーっと見たり、 
        視線をそらし音楽だけを楽しんだり、また画面を見たり、、 
        小窓から景色を見るように、 
        とにかくリラックスして映像を楽しんでください。 
                      懐かしさ、記憶、過去、未来、希望、優しさや愛しさ 
        何でも良いのだけれど、 
        見ている人の心のスイッチがうまく パチリ と入れば良いなー! 
        と、そんなことを願いながら作った作品です。 
                      本来世界は美しい・・・! 
        にじぞうのことを考える時、僕はよくこの言葉が浮かびます。 
        みなさんはどうですか? 
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