niji-zou(c) 2009 Shuzou Hayashi / butterfly・stroke inc. All Rights Reserved.
 


にじぞう と ニック・スミス
2007.3.16


 


第24回

   
※この映像は「joy」の中から部分的に使用しています。
フルバージョンを見る


星空を見上げていると・・と、
こんな始まり方はなんだか照れますが、
星はいつ見ても本当にキレイですね。

清少納言が枕草子で「星はすばる・・・」と
詠んでいましたが、
昔の人も僕と同じ星を見ていたわけです。
不思議ですよね。
地球と各々の星の距離はバラバラなので、
いろんな過去の光を、同時に見ているわけです。

数億年前の星の光、数万年前の星の光・・・
消滅した星の光を見ているかもしれない。
そう考えると、
星空はなんだか時間の交差点のようで
ロマンチックですね。

そんなことを星を見ながら考えつつ
「宇宙の始まり」について想像してみました。

小さい光の粒から銀河が生まれ、
その銀河に星が生まれ、地球が生まれ、
地球の元素から生命が誕生・・・!
よくよく考えると、
人は星から生まれたようなものじゃないか!?
なんてことを・・。

星を見て、「キレイだ」と思うこと、
自然の景色を見て「美しい」と思うこと、
こういう感覚は、もしかすると、細胞や遺伝子レベルで
人に生まれながらに備わっている感覚では?と思います。
昔の人も、未来の人も、同じ星を見ながら
「キレイだ」と感じているに違いない。

ロマンチックな想像を全て書くと・・・
「にじ」の「ぞう」なんてとてもキレイです。
にじぞうはみんなの心の中に住んでいて、
それこそ宇宙であり、地球であり、心であり・・
場所を変え、姿を変え、時代を越えて現れます。

心が曇空になったときは、
にじぞうが虹色の光で、そっとあなたを
照らしてくれることでしょう。

なんてことを「2001年宇宙の旅」のサントラを聴きながら
考えていました。
今日の星空はキレイだなあ・・。
これはかなりスケール感があって、良いですよ!



バックナンバー